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僕のグレコのストラトキャスター [徒然]

 僕は17歳の時に1977年製のレコのストラトキャスターのコピーモデルを買った。お年玉や月の小遣い、毎日の昼ごはん代を節約して、5万円を貯めた。

 あの頃は、ドゥービー・ブラザースの「Jesus Is Just Alright」を「キリストは最高」と言っていたベースと、リーゼントに学ラン、ボンタンといういでたちのドラムと、どこのかは忘れたがどこかのフルアコを宝物にしていたブルース好きのギターと4人でバンドをやっていた。遊びのレベルでさほど真剣にやっていた訳ではなく、たまに放課後の教室でガチャガチャやっていただけだった。

 個人的には、文化祭で大して仲がいいわけでもない奴らがやっていた喫茶店に、自ら申し出て、真新しいグレコのストラトキャスターを担いで弾き語りをやったりしていた。確かエリック・クラプトンの曲を2、3曲演った記憶がある。

 そして、1学年上の大したことない先輩が半ば強奪するかのように僕の手からストラトキャスターを受け取り、中庭の前夜祭のステージに上がって行ったのだった。彼は激しく踊りながらロックンロールを演っていた。

 ステージが終わり僕の手に戻ってきた真新しいストラトキャスターをの裏側は、大したことない先輩のベルトのバックルでガチガチに傷がついていたのだ。

 僕は「もう二度と誰にも貸したりはしないよ。」とグレコのストラトキャスターに約束した。

 そんな僕のグレコのストラトキャスターも僕とともに36年歳を取ったのだが、今でも元気に僕の傍らにいて、いい音を出してくれます。
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