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海外にて思う [徒然]

先週、仕事でフィリピンはマニラに行ってきた。

初めての地であったが、なんとなくイメージがあった。



空港から車でマカティへ

途中の街並みは、なんとなく持っていたイメージに近いものであった。

ホテルでチェックインの後、マカティ市内で仕事。

マカティ周辺のビジネス街は、東京と大して変わらない様子。

ただし、大きな違いがあるのは、

各建物の入り口には必ず拳銃やショットガンを持ったセキュリティが居て、

手荷物検査とボディチェックがあることだ。


その後行ったボニファシオ・グローバル・センターは、

高層のコンドミニアム建築が進んでおり、

むしろ日本より高級感があり、想像していたフィリピンの姿とは大きく違っていた。

そして、危ないと言われている地区にひとりで足を踏み入れなければ、

危険な目に遭うことはことはなかった。

そう、行く前に抱いていた危険、汚いというイメージは見事に覆された。



そんな時、仕事のパートナーに 「時間があれば、ぜひスモーキーマウンテンを見た方がいいよ」と言われ、

最終日に空港へ向かう途中で、車でまわってもらった。

車内から見た光景に、しばし言葉を失った。

そこには、現地の人も眉をひそめるほどの衝撃的な光景があった。



まさに、それまで見てきたフィリピンとは真逆。

明と暗と言っていいほどの姿であった…


その後、自分の脳裏に浮かんだことは、

日本に生まれたことだけでも、幸せなのことなのだということだ。


スモーキーマウンテンに限らず、あるいは、フィリピンに限らず、

誰も望んで貧困の中に生まれてきたわけではない。

当然、この世に生まれてくるときに、境遇を選ぶことはできないのである。

しかし、そういった境遇に生まれてきただけで、

おなかいっぱい食べることや十分な教育を受けるチャンスが少なくなる。

自力で生活を向上させるチャンスが少ないのである。



日本にも恵まれない境遇の人はいるかもしれない。

けれど、あそこまでの貧困はないのではないだろうか…



帰国後、少し頭がクールダウンされてきて、

改めて思うことがある。


自分はたまたま日本という国に日本人として生まれて、

もっと、人生に対して真剣に生きるべきではないか。

人生を投げ出したり、手を抜いて働いたりすることは、

フィリピンで必死に生きている人たちに対して失礼ではないかということだ。


アドバイスを受けて、スモーキーマウンテン周辺を見て帰国したことは、

本当に良かったと思う。

もし、いい所だけを見て帰ってきたら、

フィリピンという国を誤解してしまうところだった。

そして、このような感覚で自分の人生と向き合うことは、できなかったかもしれない。



いろいろな意味で、とても収穫の多い出張となった…


追記

今、フィリピン経済は、日本よりも成長している。

街や人々も活気があり、とても活力を感じることができた。

国民の平均年齢は若いし、

人口もあと数年で日本を追い越す予想が出ている。

近い将来国としてはさらに発展していくだろう。


一方、そうした繁栄のすぐ隣にスラムのような町が存在するのも現実だ。

富はほんの一握りの人に集中し、

それは、インドのように身分制度としてあるわけではないが、

その他大勢の中にも明らかに大きな格差が存在する。


いつの日かその格差が少なくなることを願ってやまない。
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